働き方はプライベートに大きく影響を及ぼすので、ワークライフバランスを充実させるためには、どのようなスタイルで働くべきかを慎重に検討する必要があります。したがって、女性にとって大きなライフイベントとなる結婚を控えている人は、早いタイミングで結婚後はプライベートと仕事のバランスをどうするのかを考えなければなりません。

家庭生活と仕事をいかにして両立させるべきかを、パートナーと十分に話し合い、家事の分担や子供ができたときのことも事前に決めておけば、結婚を機にライフステージが変化しても、慌てなくてすむでしょう。

独身時代は、自分一人で生活をしていけばよかったものの、家庭を築くとパートナーと生活を共にすることになります。ですから、仕事が忙しいからといって、家事をしないわけにはいかなくなります。しかし、自分だけで家事全般を切り盛りするのは容易ではないため、パートナーの協力が必要になるでしょう。ですから、どのような役割分担をしたら、お互いに無理なく仕事と家庭生活を両立できるのかをじっくりと話し合っておく必要があるのです。

また、看護師は様々な働き方ができるので、どんなワークスタイルであれば負担を減らして働けるのかも考えておきましょう。現在の勤務先が時短勤務に対応していたり、日勤のみであれば辞める必要はありませんが、そうでない場合は転職も考えておいたほうがいいかもしれません。結婚すると生活が一変するので、それらを踏まえて働き方も見直しましょう。